音太小屋寄席

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一昨日、松竹座の千穐楽に行ってきました。「藤山寛美三十三回忌追善喜劇特別公演」という長いタイトルが付いております。要するに松竹新喜劇に藤山直美さん、林与一さんらが参加した特別公演ですな。

寛美先生の娘である直美さん。お見事でした。一人で食ってしまったという感じ。もちろん周りがちゃんとしっかりしたお芝居をしてくれるからできることですが……。藤山寛美という名優のDNAをそのまま受け継いではります。つまり、よう似てますねん。しぐさ、台詞、そして間もそっくり。あそこまで誰もできないでしょう。

その昔、それもうんと昔、朝ドラで「心はいつもラムネ色」というのが大阪制作で放送されました。上方漫才を題材にしたドラマで、蝶々・雄二の漫才コンビをモデルにした役を直美ちゃんと小米朝君(現米團治)がやってたんです。当時、私は小米朝君と一緒に勉強会を開いてました。その時に、直美ちゃんが聴きに来てくれたんです。住んでたのが同じ山科だったので、一緒に帰りました。それから、たまに会うたら「米二兄さん」と呼んでくれるようになった……という次第。ま、それだけですが。

それから何十年も経ちましたが、一昨日の芝居「大阪ぎらい物語」で久しぶりに生で彼女の芝居を観たという訳です。またその兄の役を米團治君がやってまして、これはこれで面白かったです。米團治君は還暦過ぎても若旦那の役がぴったりですな。

松竹新喜劇の川奈美弥生さんも出てはりました。娘役と思ってたら、今回は老け役もあって、ちょっと我々世代は複雑でもありました。その弥生さんの夫にあたるのが、うちのおとうと弟子、桂団朝君です。

思い出しました。もう何年前になるか忘れましたが、団朝君が松竹新喜劇の公演の度に川奈美弥生さんに胡蝶蘭を送ってる、と楽屋で噂話になっておりました。それからしばらくして、こんなことが耳に入りました。団朝君は弥生さんと結婚する……と。皆さん、胡蝶蘭の効果は絶大ですよ。

その団朝君にゲストで出てもらう落語会が明後日の「音太小屋寄席」です。


  ☆5月29日(日) 14:00~ (開場 13:30)
第64回桂米二音太小屋寄席/天満・音太小屋(2F・椅子席)
 Osaka Metro地下鉄・阪急「天神橋筋六丁目」東へ徒歩5分
「やかん」二豆 「遊山船」米二 「宗論」団朝 「崇徳院」米二 糸:絹代
予約¥2,500 当日¥3,000 ユース(25歳以下・要年齢証明)¥500
終演後、参加料1,000円(軽食・1ドリンク付)で懇親会有
問&予 TEL 090-8211-1440 音太小屋(日本会計用品内)
PCメール(音太小屋) tsmtz@yahoo.co.jp
または桂米二予約センター(メール、LINEのみ)
PCメール・Yahoo・Gmail等はこちら g-yan@yoneji.com
携帯メール(docomo・ezweb・softbank等)はこちら yoneji.k-yoyaku.0906@ezweb.ne.jp
LINE 桂米二予約センター ID :hanashika_yoneji 🔎 08053387331
 樋之口町交差点西南角から少し西の「米二幟」が目印。その超細い路地を入ってすぐ。
 終演後、参加料1,000円(1ドリンクと軽食付き)で懇親会あります。お代わりは別料金。
 懇親会は前々回できて、前回はできませんでした。さて今回は?
音太小屋

音太小屋地図

2022-05-29 64 音太小屋寄席 L.jpg


この頃、いろんな会にトークを付けるのが、癖になりました。先週の「落語らいぶ in 黒谷常光院」では桂二乗と「師弟トーク」。「音太小屋寄席」も急遽、団朝君と「兄弟トーク」を付け加えることにしました。新喜劇のことなんか、裏話を聞き出したいと思てます。はい、これは元々のプログラムにないサービスです。

ご予約お待ちしております。また「ブログやSNSを見た」の暖かい一言で予約料金の2,500円にさせてもらいます。


時節柄、ご予約には全員のお名前とお電話番号が必須となっております。皆様のお名前(フルネーム)とお電話番号をお知らせください。同居ご家族の場合はお名前だけで結構です。お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしく。

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