拍手をどうぞ

一昨日、昨日と動楽亭昼席でした。2日間、対照的でした。土曜日は陽気でよく笑うお客様、日曜日はおとなしくてあまり笑わないお客様。
日曜日は前座の弥壱君が下りてきて「受けなくてすみません」と謝ってましたからね。
私はトリだったので「饅頭こわい」を長講でやらせてもらいました。するとあまり声に出さずに笑ってはるんです。ちゃんと聴いてはるやん。もうちょっと声に出して笑ってよ。
なんとか無事に終了して、「ありがとうございました」とバレ太鼓。20人ぐらいなので、お客様は全員よく見えてます。大きな拍手をいただきましたが、一人だけ拍手してくれない人が居るんです。座椅子に沈んだまま。
こんなことが気になるんですね。なんで拍手してくれへんのやろ? あの人が拍手してくれたら気分良く帰れたのに。一夜明けてもまだまだ気にしている小心の桂米二でした。
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