不定期落語会~高津の富 「高津の富」といえば笑福亭のお家芸というイメージがあります。現に私がこの噺を最初に聴いたのは六代目笑福亭松鶴師匠でした。一文無しの田舎親父に富くじの千両が当たった時の描写は今でもよく覚えております。 ほかには五代目文枝師匠もよくやっておられました。これも迫真の演技でございました。 では私の師匠、桂米朝はやらなかっのか? いい… コメント:0 2023年07月23日 続きを読むread more
丁酉の会で「持参金」やります 丁酉は、ひのととりと読みます。私が生まれた年、昭和32年(1957)は丁酉の年でした。十干の4番目の丁、十二支の10番目の酉は60年に一度巡ってきます。昭和32年の次は平成29年(2017)でした。つまりその年は還暦。噺家仲間でこの年に還暦になったのは笑福亭枝鶴、桂梅團治と私の3人。同い年で同じ学年ではありますが、一門も違えばキ… コメント:0 2023年07月11日 続きを読むread more
桂米二たったひとり会@奈良古々粋亭 ブログのタイトルを「じーやんの拍子の悪い日々」としていますが、今年も相変わらず拍子が悪いです。拍子が悪いという言葉はひょっとしたら関西以外では通じない言葉でしょうか? 手元の辞書には「具合が悪い」とありました。これは違いますねえ。病気やないねんから。 間が悪いとか、まんが悪いとか、運が悪いとか、まあ、そんな感じですね… コメント:2 2023年05月19日 続きを読むread more
新世界出張所 大阪でわりと定期的に「不定期落語会」を始めて気がついたことがあります。いつもキタ、つまり梅田界隈でばかり会をやっていますが、この会では南のほうからは来にくいのと違うかな? そういうと泉州、和歌山のほうからあまりお越しではございません。 ほならミナミで落語会をやろうやないかと始めたのが「MINAMI出張所」。会場はワッハ上方… コメント:0 2023年04月17日 続きを読むread more
第46回京の噺家桂米二でございます@内幸町ホール 「京の噺家桂米二でございます」を東京で始めたのが、19年前の2004年。当時、日本経済新聞の電子版、つまりネットでコラムの連載をしていました。そのタイトルが「京の噺家桂米二でございます」でした。つまり連載と同じタイトルの落語会を開いたという訳です。会場は深川江戸資料館でした。連載が好評で、その勢いを借りて落語会は満席になりました… コメント:0 2023年03月18日 続きを読むread more