第21回びわ湖浜大津寄席 滋賀県は私のルーツです。「あんたは山科違うの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに生まれたのは山科なんですが、父方のルーツは滋賀県の近江塩津(現在は長浜市)です。もう福井県の手前。遠い遠い……。 澤田家(本名)のお墓はこの塩津にあって、子どもの頃は時々お墓参りに行ってました。大人になってからも何度か行ったのですが、… コメント:0 2023年10月14日 続きを読むread more
算段の平兵衛 45年前、私は武庫之荘の桂米朝の家に住み込んでおりました。修業中は師匠の用事や家の雑用など一杯することがありましたが、今から思えば一番充実した時代でした。稽古もしたし、本も読めたし、勉強もしました。ま、遊びに行けないという事情がありましたから。 うちの師匠の家には膨大な量の本がありました。また古い録音テープもたくさんありました。カ… コメント:0 2023年09月15日 続きを読むread more
寝床 「寝床」という面白い落語があるとは知ってたけど、なかなか聴く機会がなかったんです。落語会もほんとに少なかった。これは私が高校1年生の時のおはなし。 ある落語会で、近くに座ってた当時の常連のNさん(今、どないしてはるのやろ?)が熱く語っておられました。桂小米(後の二代目枝雀)さんの「寝床」が面白いと。それも事細かにギャグの解… コメント:0 2023年09月06日 続きを読むread more
質屋蔵・猫の忠信 「質屋蔵」を初めて聴いたのは「島之内寄席」でした。戦後初の上方落語の定席と言われた「島之内寄席」、上方落語協会の悲願でしたが、月に5日間だけ島之内教会で開かれていました。そこで聴いたのがうちの師匠、桂米朝の「質屋蔵」。「質屋蔵」という落語はタイトルだけ知っていました。サゲをそのままタイトルにするという安易に名付けた落語が多い中、この噺は… コメント:0 2023年08月31日 続きを読むread more
ひとり会 最近、凝ってる会がひとり会。桂米二だけしか出ない落語会。誰も頼らずに全部一人でする会。ギャラを独り占めにできる会。責任は全部ひとりで取る会。 チラシを並べてみました。今日もあとほんの少し入れます。 コメント:0 2023年08月16日 続きを読むread more