桂雀々師匠 全く違う芸風だった。あんなパワフルな落語ができるのが不思議だった。長いこと会ってなかったし、落語も聴いてなかったが、最近も同じ芸風だったに違いない。 彼が枝雀師匠に弟子入りしてきたのは1977年の6月頃だったと思う。私より8ヶ月遅くて3歳下。初めは私のことを「米二兄さん」と呼んでいたが、すぐに「米二さん」になり、その後は「りくやん… コメント:0 2024年11月23日 続きを読むread more
入門記念日の落語会 11月14日は桂米二にとって大事な日です。入門記念日なのです。世間に入社記念日はあっても、入門記念日がある人は少ないことでしょう。入門しない限り記念日はないのですから。 入門をネットの辞書で調べてみました。 1 門のうちにはいること。「葷酒(くんしゅ)の―するを許さず」 2 師について、弟子となること。「落語家に―… コメント:0 2024年11月14日 続きを読むread more
丹波の名酒「小鼓」 昨日は六代目三遊亭圓生師匠の命日でした。1979年9月3日、79歳の誕生日にお亡くなりになりました。私は志ん生師匠、文楽師匠には間に合いませんでしたが、圓生師匠は間に合いました。何が間に合ったかというと、生で落語を聴いて、楽屋でお目にかかって、お話もさせてもらえたという意味で間に合ったんです。 当時、内弟子で桂米朝宅に住み込んでい… コメント:2 2024年09月04日 続きを読むread more
第3回米二・銀瓶ふたり会 1988年から33年間、1回も休演しませんでした。丈夫でした。元気でした。私のささやかな自慢です。 危うく休演しかけたことはあります。病気ではなくて台風で。 その昔、大銀座落語祭というのがありました。ところが、東京へ向かう日に台風が来ました。嵐を呼ぶ男の私が呼んだのではありません。噺家はたぶん200人ほど出てましたか… コメント:0 2023年05月12日 続きを読むread more
二枚看板 昨日は「桂米二一門会@繁昌亭」へご来場ありがとうございました。満席のお客様にただただ感謝でございます。 繁昌亭へ着いたら、正面のまねきは「桂米二」だけでした。「桂二葉」のまねきができたと聞いていたので、事務所へ寄って「桂二葉」のまねきも出してくださいとお願いしました。 ご参考までに申し上げると、繁昌亭のまねきをつくっ… コメント:2 2023年03月29日 続きを読むread more