"カルチャー"の記事一覧

風の神送り

「近眼の更紗屋が唐草の箔を置くように、有難屋の講中が御堂さんの金具を磨いてるように」 「風の神送り」に出てくる台詞です。なんのこっちゃ分かりませんな。風呂で別嬪のお妾はんの背中を流すことになった男が、やいとの皮が剥けないように丁寧に背中を流すところの描写です。これは一例ですが、この落語には令和の人間には分からない言葉がわん…
コメント:0

続きを読むread more

第5回落語らいぶ in 黒谷常光院

本を出すというのは嬉しいものです。かくいう桂米二も一冊だけ著書がございます。日本経済新聞出版社から2010年に出た「上方落語十八番でございます」という新書判でした。と過去形にしたのはもう廃版になってるから。アマゾンの中古ならあるかもしれませんが。ブックオフの中古は在庫なしでした。 「京の噺家桂米二でございます」という日経新…
コメント:0

続きを読むread more