不定期落語会~高津の富 「高津の富」といえば笑福亭のお家芸というイメージがあります。現に私がこの噺を最初に聴いたのは六代目笑福亭松鶴師匠でした。一文無しの田舎親父に富くじの千両が当たった時の描写は今でもよく覚えております。 ほかには五代目文枝師匠もよくやっておられました。これも迫真の演技でございました。 では私の師匠、桂米朝はやらなかっのか? いい… コメント:0 2023年07月23日 続きを読むread more
日本の話芸 今日の午後2時からと、明日の早朝午前5時30分からNHK Eテレ「日本の話芸」で桂米二の「替り目」が放送されます。NHKプラスで見逃し配信もあります。あなた、受信料払ってますか? 今日、放送される時間帯は動楽亭昼席に出てます。同じ「替り目」をやったろかな? https://www.nhk.jp/p/ts/DQM2J3… コメント:0 2023年07月16日 続きを読むread more
丁酉の会で「持参金」やります 丁酉は、ひのととりと読みます。私が生まれた年、昭和32年(1957)は丁酉の年でした。十干の4番目の丁、十二支の10番目の酉は60年に一度巡ってきます。昭和32年の次は平成29年(2017)でした。つまりその年は還暦。噺家仲間でこの年に還暦になったのは笑福亭枝鶴、桂梅團治と私の3人。同い年で同じ学年ではありますが、一門も違えばキ… コメント:0 2023年07月11日 続きを読むread more
時間通りにしゃべれたのに 一昨日1日(木)、「NHK上方落語の会」で収録がありました。大きなNHK大阪ホールが満席……と言いたいのですが、抽選に当たったけど来ない人もいるんですね。ところどころ歯抜けながら、ざらっと一杯のお客様の前で「替り目」をやらせてもらいました。 テレビ放送があるのではじめから持ち時間が決まっております。私は28分でした。いつも… コメント:2 2023年06月03日 続きを読むread more
第5回落語らいぶ in 黒谷常光院 本を出すというのは嬉しいものです。かくいう桂米二も一冊だけ著書がございます。日本経済新聞出版社から2010年に出た「上方落語十八番でございます」という新書判でした。と過去形にしたのはもう廃版になってるから。アマゾンの中古ならあるかもしれませんが。ブックオフの中古は在庫なしでした。 「京の噺家桂米二でございます」という日経新… コメント:0 2023年05月26日 続きを読むread more